… 家内会社だった。父の英明さん(76)が2代目を継ぎ、1980年代に大きな転機が訪れる。「近所の女の子が『描いた漫画を本にしてほしい』って原稿を持ってきたんです。やったことないけど父は引き受けた。一人でクルマを運転し、東京まで段ボール箱を納品しに行ったそうです」 そこはコミックマーケットの晴海会場だった。英明さんはその活気に驚き、他の印刷所のチラシを見て「ウチならもっと安くできる」と思った。…
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震災に襲われた能登半島、それでも「同人誌」はまた作られた…石川県内唯一の「同人誌印刷所」で起きたこと (読売新聞)
